【よくある質問】透水カラージャリコンシリーズ

Q:購入してクルマに積んで帰っただけなのに車内が汚れました。

A:「透水カラージャリコン」の製造上または保管上の都合で、袋には空気抜きのための微小な穴がいくつも開けてあります。そのため、破袋していなくても移動中の振動などでその穴から製品の中身の粉塵が吹き出すことがあります。移動の際などは粉塵汚れに気を付けて扱ってください。(クルマのトランクに敷物を敷く・汚れていい服装で取り扱う など)

 

Q:施工したがうまく固まらない。

A: 施工不良には主に次の要因があります。 ①混練り時の水加減 ②下地が軟弱なままの場所に施工した ③施工完了までに雨が降った・気温が5度以下になった 等です。これら施工不良を防ぐため、製品の説明書きをよくお読みになって正しい施工方法で行って下さい。

 

Q:買ってから放置したまま時間が経っているのですが、使えますか?

A:「透水カラージャリコン」は、セメント成分を使っているため水分を含むと固化してしまう性質があります。袋の中で固まってしまっている部分はもう施工には使えません。固まってしまった部分を取り除いて使用することは可能ですが湿気がまわっている状態ですので施工不良しやすくなっています(うまく固まらないなど) 施工不良を避けるため、購入後はなるべく早い施工お勧めいたします。

 

Q:買ってから施工まで日数があります。保管の注意点を知りたい。

A:「透水カラージャリコン」は、セメント成分を使っているため水分を含むと固化してしまう性質があります。購入後はなるべく早い施工をお勧めいたしますが、どうしてもしばらく保管が必要な場合は、①屋外の保管はしない ②地面より底上げした場所で保管する ③湿気が入り込まないようシートを掛けてくるむ といった湿気対策が重要です。なお、湿気で水分を含んで袋の中で固まった製品は施工には使えなくなりますので長期保管は避けて下さい。

 

Q:コンクリートのように固く仕上がりませんでした。

A:「透水カラージャリコン」は、固化剤(セメント)の量を抑えて自然な砂利敷きの風合いを残し雑草対策に必要な強度品質と適度な透水性を持つことを基準につくられています。セメントでの土間打ち施工のような強固な仕上がりにはなりませんので、一点荷重がかかるなどでの破損もおこりやすくなります。 正常施工において、この強度は製品仕様ですのであらかじめご了解の上お使いください。

 

Q:施工後時間がたって表面がところどころ白くムラになった。

A: この製品は固化剤としてセメント成分を含みます。セメントの特徴として季節・気温・湿度・風の条件によっては施工後ある程度の期間が過ぎてからも、セメントの主成分である石灰が化学反応を起こし「白華(はっか)」という現象が目立って表れる場合があります。このセメント特有の現象が白くムラになる原因です。施工が正しく行われていても、多様な条件によって顕著に白華が現れることもあります。石灰による反応のためセメント製品を取り扱う各製造メーカーとも、この現象の防止対策に苦慮されており業界全体としての課題の一つともなっています。当社も製造過程で白華を抑える対策を講じておりますが、発生条件が多岐にわたることで発生頻度・程度が予測できないため、お客様の期待に反した見映えとなって現れる場合がございますことをご留意ください。 なお、正しく施工が行われている場合、白華が起こりましても、雑草対策品質や強度品質には影響はございませんので、白華は製品仕様のひとつとしてご理解をお願い致します。

 

Q:以前と同じカラーで施工したのに色や風合いに違いがあるのはなぜですか?

A: この製品は天然素材の砂利を使用しているため、販売店舗や時期、製造上の都合によって原料採掘地がその都度異なる場合があります。採掘地が異なれば砂利の色や粒度(砂利粒の大きさ)などもすべて異なります。また施工時の気象条件や施工方法の違いによって、同じカラーで施工しても以前に施工した部分と色合いや風合いが若干異なる仕上がりが数多く報告されています。 ①同色製品はなるべく以前と同じ店舗でご購入いただくこと。 ②色合い・風合いを合わせたい部分の施工は小分けでの施工作業を避けていちどに施工を完成させる。 などで影響を少なくすることが可能です。

 

Q:施工後しばらくたって、ハガレ・ひび割れができてしまいました。

A: ハガレ・ひび割れの要因として、①施工の厚さが薄い ②混練り時の水加減・凍害による施工不良 ③下地が軟弱 等が考えられます。施工厚さは3センチ以上にすること、混練り水量・練り加減を守ること、施工場所の下地はしっかり踏み固めて安定させることで防ぐことができます。なお、施工中に気温が5度以下に下がることで水分が凍結して施工不良がおこることで表層崩壊(凍害)が発生する場合がありますので、気温低下時は施工場所をシートで保護するなど凍結での施工不良ががおこらないよう注意してください。この凍害は、施工完了からしばらくたってからでも冬季氷点下によって発生することも多く報告されています。

 

Q:施工後数ヶ月たったのですが、コケのようなものが付着し汚れてきました。

A: 施工後、時間の経過によって表面が汚れてきます。あわせて、日当たりの悪い・水はけの悪い場所ではコケが生えてくる場合もございます。その場合、高圧水洗浄ガンやデッキブラシを使って表面を洗い削ぐことである程度の汚れを落とすことができますが、表面が固化した砂利部分も削られていくことが予想されるため、強度が低下することに注意して削りすぎないよう気を付けて下さい。

 

Q:ハガレ・ひび割れの補修方法を知りたい。

A: ハガレで破損が生じた場合は、その部分をすべて取り除き通常施工の手順でその部分だけ施工しなおしてください。ひび割れにはひび割れ部分を埋めるように詰めて施工しなおしすことで補修が可能です。


Q:施工部分を元に状態に戻したいのですが?

A: 施工した部分を、つるはしやハンバーなどで叩き割って細かく砕いてください。ある程度細かく叩き割った岩石状の状態で廃棄をお願いいたします。廃棄処分につきましては不法投棄とならないようお住いの自治体にご確認の上、当該廃棄物条例や法令に従って処分をお願いいたします。